ひだまりPはこう語った

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ラブライブ!などの萌え系美少女アニメを見た感想をぐだぐだと語るブログ。

ラブライブ!サンシャイン!!2期 #6「Aqours WAVE」感想-王道を往く兄貴越えのスポ根回。

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きらめきのウェーブを巻き起こせ!

 

 第6話感想です。4,5話と本筋に絡みの薄いキャラ掘り下げ回が続き、ここで一気にストーリーを進めてくると誰もが予想できたところですが意図せぬシュールギャグ回になった感も否めません。そういうところで今回はいつにもましてツッコミ多め記事になってしまいますがご容赦下さいませ。

 続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

 あらすじ。入学希望者57人具・体・的!!

 

 どうやって分かるんだろう。鞠莉さんのセフレをカウントしてるだけとかではないよね?その可能性も無くはないところ。

 

 

  今回でルビィもスマホ持ってるのが分かりましたね。

 

 廃校決定までに残された期限は1ヵ月弱。「年内に」って言ってた気がするので劇中では既に12月なんですかね。

 

 

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 地味にラブライブ!が「ドラマ」「映画」「テレビ」と同列ジャンルなの普通にヤバくないですか?一大コンテンツじゃねえか。

 ここに!全国大会進出が有力視されているスクールアイドル!!」って文言もよ~く見るとなんか若干日本語おかしいですね。ニュース記事なのに体言止めが多すぎるし本当に日本のサイトか?みたいな意味のない疑問が湧いてきます。「LoveLive! 全国大会決勝!」の部分とかめっちゃ中華っぽいですけどね

 

 あの2人組の…なんだっけ、セイントセイヤさんだっけ。前回大会8位入賞していたことが明らかに。3話続けて微妙な出演してますねと思ったら、この後しっかり登場しましたね。

 そして前回大会では地区予選を突破できなかったAqoursも決勝進出の有力候補として一応取り上げられていました。「今後の成長に期待したい。」の「期待…」に反応するちかっち。この辺は後で掘り下げます。

 ニュースサイトで取り上げられていることを知っても微妙な反応の3年生。「Hey! なんて書いてあるの?」の威圧感よ。その理由は地区予選の投票が会場とネット投票によるものであることから、単純に生徒数の多い学校のスクールアイドルが有利である、ということでした。

 

そうかなぁ?

 

 確かにそれは、自校のスクールアイドルに投票する人が多いのは分かるけど、別にAqoursが1期13話でやったみたいに全校生徒が応援に来るってことある?それ以前にラブライブ大会の規模がこれだけ大きくなっている現在で、スクールアイドルランキング上位に食い込んだこともありニュースサイトでも有力候補として取り上げられてることの影響力の方がどう考えてもデカいと思うんですよね。1期から一貫して、ラブライブの規模がどんどん大きくなっているということを強調してきたのに今になって生徒数の多寡とかスケールの小さいことを問題視されてもなぁ…?という感があった。

 そもそも生徒数が少ないから廃校云々の話が出ているのだということを考えれば、これは今更神妙に語るような問題ではなく当初から分かっていた絶対的なハンデですよね。

 μ'sの2期3話、ユメノトビラで挑んだ予備予選もおそらくこれと類似の投票方式だったと推察できますが、マンモス高のUTXが相手でしかも会場に応援に来るどころか敵の高校その場所でライブするという状況にも拘らずこの問題が浮上しなかったのは、そもそもあの時点で誰もA-RISEを上回ろうと思っていなかったからですね。

 

 

 善子と梨子のやりとり。前回5話でのエピソードをきっかけに2人の絆は更に深まり、だんだん善子のカラーに染まっちゃってる梨子ちゃんとの掛け合いが微笑ましいですねって思うわけないだろバカ野郎。なにこれ。なにこの激寒コント。シュール回とは言いましたがここはシュール過ぎて真顔になってしまいましたね。

 善子が梨子をリリーと呼ぶのは百合=レズという意味であまりにも本質を突きすぎていることから現在では見られない、というのはウソで初期設定だと梨子と善子が同じ2年生だった名残みたいなものでそれ故にアニメではこれまで言及されませんでした。その忘れ形見をこんな激寒コントシーンで出されてカップリング厨の皆様もブチ切れかと思いきやSNS等での評価をチラ見する限り「よしりこありがとう…(泣)」みたいな評価で溢れていたので、まぁ…ぽまいらが良いなら良いですけどね。

 

 ここからどんどんシュールになっていきます。

 

 

 

 ダンスのアイデアノートを手に佇む果南。「やっぱり、それしかないかもね♪」という鞠莉のセリフから、楽観的な1,2年生とは対照的に3年生の中では「今のままではラブライブ決勝には進めない」という共通の認識があることが明らかになりましたね。その中には廃校までのリミットが残り少ないこともあると思われますが、1,2年生にとってみてもタイムリミットが年内というのは全員の共通認識として描かれていますし前回の曜のセリフから入学希望者数は最低でもざっくりとはメンバー間に共有されていることが分かります。なので廃校に対する危機感は全員の共通認識とした上で、学校存続への責任感と、スクールアイドルとしてラブライブ!を目指すことに対する不安が3年生特有のものであると考えられます。

 

 「わたし、あの頃の気持ちと変わってないよ。」鞠莉は常に前のめり。果南とは考え方が正反対であることがここでのやりとりから強調されます。そしてここではダイヤも鞠莉の側へ。「学校存続のためにやれることは全てやる。生徒会長としての義務だと思っていますので。」ダイヤさん、生徒会長だったんですね。

 

  「これは出来ないこと。」と断言する果南。その背景には2年前、このラブライブ必殺振り付けをやろうと頑張りすぎたことが鞠莉のケガを招いてしまったという負い目とトラウマがあります。

 

果南「届かないものに手を伸ばそうとして、そのせいで誰かを傷つけて、それを千歌達に押し付けるなんて………こんなの!」

 

 嫌でも思い起こされるのが1期8話「くやしくないの?」での果南と鞠莉のやりとり。「だから(スクールアイドルを)諦めろって言うの?」という鞠莉に対し、果南が言った「私はそうすべきだと思う。誰かが、傷つく前に。」というセリフですね。「傷つく」って、えっ、そういうこと!?物理だったの!?ケガする前にってことだったの!?もうちょっと違う意味合いかと思ってた。前にどなたかが書かれたブログに「『傷つく』のはアイドルや学校を優先させて自分の将来を蔑ろにしてきた鞠莉自身を案じている」という考察がありとても納得できる内容だったんですが、伏線回収というよりもなんか、すげぇスベり感がありますね。

 

 

 ノートを海に放り投げる果南。それを拾うため、躊躇なく海へ飛び込む鞠莉。

 

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 こいつ1期9話でもステージ衣装捨ててたよね。あれも曜ちゃんが窓からダイブして取ってましたけど。お前ダメなのそういうとこだぞ。

 っていうか、死ぬ死ぬ!冒頭のやりとりからすると今12月ですよ。4月の海に飛び込もうとしていた梨子ちゃんですら、千歌ちゃんが「死ぬから!死んじゃうから!」つって命がけで止めようとしたのに冬の夜の海に直接飛び込むのヤバ過ぎでしょ。鞠莉や千歌の「やれることは全部やりたい!」という想いと、果南の「そこまでして(傷ついてまで)やらなくてもいい」という気持ちの対比が強調されるシーンですが、ガチで死ぬので反省してほしいですね。ま、穂乃果さんも車道飛び出して踊ってたりしたしヘーキヘーキ。

 

 ただ、果南だってノート捨てるならいつでも捨てられたんですよね。鞠莉も「まだ持ってたんだ?」と言ってますし。できないと分かっていても憧れる気持ちを捨てきれないのは1期の弁天島のシーン等でも描かれています。果南がやりたいことに蓋をしてしまうのは、いつも他人を思いやる気持ちが強すぎるが故。しかしそれは、優しさであると同時に人の可能性を信じられない傲慢でもあると1期8話で指摘しました。

 

 ただ、それじゃあ千歌ちゃん達に東京行きを許可した鞠莉さんは軽率だったのかと言えば、そうは決して思わないです。たとえ井の中の蛙だと思い知らされ、泣いて帰ってくる結果になるのだとしても。

 ダイヤさんや果南ちゃんが後輩達のスクールアイドルに反対するのは優しさだけど、同時に傲慢でもあると思います。勿論彼女達が深く傷つき、自分たちと同じ思いを後輩にさせたくないと思ったのはわかります。でも、後ろの道を閉ざしちゃったらいけない。

 やってみなくちゃ始まらないと千歌ちゃんは言った。千歌ちゃん達が傷つくのも、そしてそこで諦めるのも進み続けるのも全ては彼女達が選ぶ道なんです。それがスクールアイドルだってたぶんそんなような事をμ'sも言ってた。たぶん。

ラブライブ!サンシャイン!!#8「くやしくないの?」感想-Step! ZERO to ONE - ひだまりPはこう語った

 

 

鞠莉「否定しないで、あの頃のことを。私にとっては、とても大切な思い出。だからこそ、やり遂げたい。あの時夢見た、私たちのAqoursを完成させたい。」

 

 これも1期8話で鞠莉さん言ってましたね。「私にとって宝物だったあの時」って。まぁ冬の海にいきなりダイブして引き上げてもらったばっかりなので、実際には「はぁぁ…(ガチガチ)ひてえ…しないれ…あの時のぉ…(ガチガチ)コトッ…私にとってはぁ…(ガチガチ)とてっ…大せちゅ…オモイデ…ハックショイ!うぅ~…」くらいなっててもおかしくはなかったですが、そこは鞠莉さんのアイドル的なプロ意識がそうさせたのでしょうさすが鞠莉さんですね。

 

 「私たちのAqours」は重要ワードです。つまり3年生は現在のAqoursは旧Aqours、果南・鞠莉・ダイヤの3人だったAqoursの延長線上として捉えているということです。

 

 

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ワッチャドゥー! ワッチャドゥー!

 

 セイシュンアミーゴさん待望の出演!前回に続き、千歌の善き相談相手として頼りにされていることが分かります。北海道なので雪が降っていますね。

 

千歌「圧倒的って…」

聖良「それは、上手さだけではないと思います。むしろ今の出演者の多くは、先輩達にひけをとらない歌とダンスのレベルにある。ですが、肩を並べたとは誰も思っていません。ラブライブが始まって、その人気を形作った先駆者達のかがやき。決して手の届かない光。」

 

 「先輩たち」がμ'sやA-RISEのことを指しているとすると、覚えている限りでは2期で初めてμ'sに言及したシーンです。これまでにも1期8話のダイヤさんによって、μ'sとA-RISEの活躍をきっかけにラブライブの規模・レベルがどんどん上がっていったことが明らかになっていましたね。

 セイ耕雨読さんも1期ではスクールアイドルとして「勝ち」にこだわる姿勢を貫き、ラブライブの高みに昇ってこそ先駆者であるμ'sやA-RISEのすごさが理解できるという考え方をしていました。

 「圧倒的なパフォーマンスが必要」というように、プロ意識の高さは変わっていませんが彼女たちなりに前回ラブライブ決勝に出場して得るものがあったのか、或いは千歌の考え方に触れてなのか、1期のイーストハートさんに感じた視野の狭さのようなものが消えているところに成長を感じました。

 理亞ちゃんのセリフ、「ねえさま、おふろ」の7文字だけでしたね。

 

 

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 ここの善子の腰から尻のラインがエロすぎて思わずドルフィンしてしまった。背中のこの尻尾みたいなデザインが天才過ぎるでしょ。

 

 「私たちらしさ」「私たちだけの輝き」を形にしたいという千歌。本家μ'sの2期6話では、「私たちの新しいキャラ作り、真新しさを追求」というテーマの話でしたので、奇しくも正反対になっていますね。輝きの種類も、それを目指す道も、μ'sとAqoursでは違うということが分かります。

 

 2年前、果南達がラブライブ決勝に進むために作ったフォーメーション。さっきの淡島でのくだりもそうでしたけど、なんかバトル漫画の究極奥義みたいなノリで言われてるのがシュールすぎて放送中は笑いっぱなしで話が全く頭に入ってこなかったですね。

 フォーメーションっていうか、旧Aqoursの遺産と言えばまず一番はアレだよね、未熟DREAMERだよね。1期8話の回想で出てきた際、果南がホワイトボードに未熟DREAMERの歌詞を書いていた頃にダイヤがTOKYOイベントの話を持ってきた。そして、TOKYOイベントで果南達は歌えず、その直接の原因は鞠莉の足の負傷。という時系列からすると、これまで出てきた情報だけで考えると果南は未熟DREAMERであのバク転やろうとしてたという結論になってしまいますね。「〽チカラを合わせて夢の海を泳いでいこうよ今日の海を~」の一瞬無音になるとこで果南がバク転してるの考えるとめっちゃシュールですね。
 

 体育会系特有のノリ。

 

 そもそもこの究極フォーメーションの全貌が明らかになるにつれ、鞠莉はどうやってケガしたんだよという疑問が浮かんできます。果南は側転からのバク転決めないといけないからケガするリスクはあるけど鞠莉はそんなハードな部分なくない?

 果南がバク転に失敗してその勢いで蹴っ飛ばされたとかですかね。もしそれだとすると果南の中で過剰にトラウマになってるのも分かりますが、絵面がシュール過ぎてあまり考えたくはない可能性ですね。

 

 「なんで?今そこまでしなくていつするの?」千歌の考え方はまるっきり鞠莉と同じなんですよね。だからこそ、果南はどちらも大切だから、鞠莉の二の舞になって欲しくない。

 それでも、千歌のまっすぐな瞳と熱意に押されて前回は隠していた秘蔵ノートを千歌に渡します。

 

果南「危ないと思ったら、ラブライブを棄権してでも私は止めるよ。(キリッ!」

千歌「うん…なんでノートこんなゴワゴワなの?」

果南「……私が、海に投げ捨てたから…」

千歌「えっ、じゃあ何でノートはここにあるの?」

果南「鞠莉…が、海に飛び込んで取ってくれた…からです…」

千歌「冬の海に鞠莉ちゃん飛び込ませたの!?何で!?そっちの方がよっぽど危な」

ダイヤ「千歌さん!…やめてあげて下さいな。」

 

 潮でゴワゴワのノートにちかっちが突っ込んでたらこういう会話もありえましたね。威厳もへったくれもねぇな。

 

 このシーンは千歌と3年生のやりとりだけれど、後ろで何も口を挟まず見守っている1,2年生が印象的。彼女たち5人は、もうこの時点で千歌ちゃんならできると信じているからです。

 

 

 千歌ちゃんちのシーンではあのこわい美渡姉も志満姉には頭が上がらないということが判明してよかったですね。美渡姉が読んでいた漫画「焼魚定食物語」は4話で誰かがフリマに出しているのが確認できましたが、売れなくて持ち帰ったのかただの別個体なのかは定かでないですね。

 

 砂浜で失敗を繰り返しながら練習する千歌を遠くで見守る果南と鞠莉。鞠莉の「私たちでやりたかったね。」という言葉が印象に残ります。鞠莉の中ではまだ、ダイヤと果南とのAqoursに思い入れがあるんですよね。それと同時に、今のAqoursを引っ張っていくリーダーは千歌だと認めている。自分たちでは行けなかったところへ、千歌なら連れて行ってくれると。

 「果南も信じてるんでしょ?」と言うけど、果南はたぶんこの時点では信じてないんですよ。それは千歌のことを幼馴染としてよく知りすぎていること、そしてだからこそ、やっぱり「自分でもできなかったのに」という思いはあるのかもしれないですね。

 

 

 …っていうか千歌っち、4日もこれやってるの!?1人で!?いやいやいや!もっとこう…たとえ「千歌がやり遂げること」に意味があるとしても、経験者である果南や運動神経の良い曜が取り敢えずやってみてコツを指導するとかさ。「千歌だけの力で(ちかっちギャグじゃないよ)やらないと意味がない」場面は確かにある。あるとしても、「バク転すること」にその要素は見出せないよね。特に曜ちゃんなんてアニメではほとんど死に設定だけど高飛び込みの選手やってるんだから、こういうの得意中の得意だと思うんですよね。せっかく2期で影の薄い曜ちゃんに大活躍の場が回ってきたのに、のんきに普通怪獣ヨーソローとか言ってるでしょ。だからダメなんだぞ。そういやひだまりP、1話のりこっぴーのときに「じゃあさしずめ非凡怪獣ヨーソローってなるんですかね」と言及したけど曜ちゃんも普通怪獣になってしまいましたね。お前は絶対普通怪獣ではない

 そもそも、ラブライブ決勝に出るために考えたというだけで何のエビデンスもないこのフォーメーションにそこまで固執する理由も謎です。誰か反対しそうなもんですけどね。

 みんなが千歌のことを信じてるのは分かった。分かったけど4日も練習してまったく進歩が見えないとなったら脳筋で同じことやり続けるんじゃなくて、何か別のアプローチがあると思うんですよ。それは「千歌のことを信じる」という気持ちに反するものではないと。

 

 っていうか、これはちょっと野暮だけどちかっちセンターに拘る理由がまず明らかでないよね。できる人がセンターやればいいよね。まあそれは、この話の根本的なテーマに反しているので実現はしないですが。

 

 そういえば浦の星の理事長室に、かの山本五十六の有名な名句「やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」と書いた紙が飾られてるんですよ。前にも見たのでたぶん1期の時からあったような気がする。わざわざこれを掲示してるのに、実践する様子が全く見られないのが少し残念でしたね。

 

 

梨子「千歌ちゃん、普通怪獣だったんです。(真顔)」

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果南「怪獣…?」

梨子「普通怪獣ちかちー。(追い打ち)」

 

…これ笑うとこ?

 

 善子とのやりとりと言い、梨子ちゃんがぶっ壊れ始めているのが分かってちょっとした恐怖でしたね。コワレヤスキかよ。

 そもそも1期1話の千歌は「私は普通星人」「このままじゃ普通星人を通り越して、普通怪獣ちかちーになっちゃう~!」って言ってるんですよね。だからまだ普通怪獣ちかちーじゃないんですよね。梨子ちゃんが勝手に言いふらして引っ張ってるだけで。まぁでもそこは、千歌ちゃんもスリーマーメイドとかずっと言ってましたしお互い様かもしれないですね。

 

 

 

 果南から無情にも期限は明日の朝までと言われてしまう。「よくやったよ。もう限界でしょ。」今回一番限界なのはある意味梨子ちゃんですけどね。

 夜を明かして練習するもできるようにはならず、悔しさを噛みしめる千歌。それは応援してくれる仲間や力をくれる周りの人達、それらの人々に対して、自分が何も返せていないという思いからでした。

 

曜「千歌ちゃんがいたから、私はスクールアイドルを始めた。」

 

 これ大切です。千歌っちにとって、曜ちゃんが非凡の象徴であるからこその大切なセリフ。曜ちゃんが入部届に名前書いた時「私ね、千歌ちゃんと一緒に何かやりたいってずっと思ってたんだ。」と言ってましたが、これは「手伝ってあげる」的な意味ではなく、言うまでもないですが彼女が千歌の本気に、熱意に気がついたからこそなんですよね。

 

曜「他の誰でも、今のAqoursは作れなかった。」

 

 果南でも、ってことです。体力や身体能力、おっぱいのサイズ、総選挙順位どれをとっても上。果南は幼い頃から千歌の姉貴分であり、スクールアイドルとしても先輩。それでも皆は、「千歌を」リーダーとして認めている。ってことです。

 

鞠莉「新たな、AqoursのWAVEだね。」

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 旧リーダーから、新リーダーへ。なんですか、この少年漫画的熱い展開は。師匠越え、兄貴越えの王道じゃないですか。

 ここよく見ると1,3年生も厳しい練習を続けていたであろうことが伺えるような絆創膏や土の跡が見えますね。アイドルが顔に生傷できるような練習していいのかとも思いますが、スポ根だから仕方ありません。

 ここ、果南もそうですけど鞠莉とダイヤの気品漂う佇まいに溜息が出ますね。2年前、果南と一緒に夢を追いかけたスクールアイドルのメンバーとして。そして今、千歌の成長とリーダーの器を測る先輩として。慈しみ深い眼差しには、千歌の成長をしっかりと受け止めてくれる信頼と優しさが感じ取れます。

 1期の6話くらいでひだまりP、「3年生組と、千歌達の6人が別々のスクールアイドルグループとして活動し対バン、勝利した千歌チームが3年生を吸収合併して9人になる」という展開を予想したんですけど、この予想は「的中」という意味では知っての通り大ハズレでしたが、ひだまりPの望んでいたこととして今回「実現」はしましたね。

 

 千歌をリーダーとするAqoursは今、完成したのかもしれないですね。1,2年生は、千歌の熱に惹かれてスクールアイドルを始めた。そのことの再認識と、「果南を中心とする3年生」から「Aqoursの9人」へ。そのリーダーになれる器として、千歌が皆に認められた、ということです。ダイヤは微妙ですが、鞠莉は明確に「果南に惹かれて」Aqoursへ加入した人ですから。

 

 果南「ありがとう、千歌。」

 

★★★★★

 [2017.11.13 追記]

 ここの果南の「ありがとう」の意味について。バトル漫画で敵サイドに渡った師匠や兄貴ポジションを成長した主人公が倒す時、最後の最後で「強くなったな」っつって優しく微笑むのはお約束ではありますが…

 鞠莉がかつて言った「果南は頑固親父」っていう分析は流石で、とても的を射ていると思うんですね。彼女はとても人を思いやれる人なんですけど、そのやり方が不器用というか、極端なんですよね。今回も鞠莉の二の轍を踏んで欲しくないと、千歌の努力に対してかなり冷たい態度を取っていました。

 前回、果南が言った「偶然が重なってここまで来た」というセリフ。「奇跡」ではなく「偶然」という言葉を使うところに、果南の現実主義なところが如実に現れています。つまり、「次も都合のいい偶然が起こるとは限らない」です。果南は奇跡を信じていなかったんです。この振り付けも、始めは「千歌には無理」と彼女は思っていました。

 それに対し、千歌は決して諦めずに努力を続けます。そしてそんな姿勢が、根性が。Aqoursメンバーを引き寄せ、千歌をリーダーたらしめたのです。自らの可能性を閉ざすことをしない千歌なら、この難しい技も成功させて、自分たちでは行けなかった高みへ行けるかもしれない。そう信じさせてくれること、リーダーとして、自分を越えるかもしれないと思わせてくれること。それに対する「ありがとう」だったのかなと。

 後の千歌の「ありがとう」と対比するならば、ここは「信じさせてくれてありがとう、千歌。」に、なるのかもしれないですね。

 

 というのを、Twitterでブログの感想下さった方に返すリプライを考えながら思いついたので追記します。

★★★★★

 

 

 そして、ラブライブ地区予選大会のライブシーン。

 

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 新曲「MIRACLE WAVE」。ロックな曲調と振り付けに、Happy maker! を彷彿とさせる色合いの衣装がスクールアイドルらしい溌剌とした雰囲気を醸し出していてGOODです。スカートにはそれぞれの名前の頭文字があしらわれていますが、マルのスカートにでっかく「H」って書かれてるのがエッチですね。たしかにマルはエッチな体をしているので、まさに本質を捉えていると言えます。2年生の並びはC・Y・Rなので実質CYaRon! ですね。R違いだけど。

 

 千歌がやろうとしていた振り付けがライブで明らかになりますが、側転からのバク転。このバック転に繋げるために、側転の後で後ろ向きにひねって着地するテクニックを「ロンダート」というそうですがどうでもいいのでこの一連の動きを暫定で果南式バク転と呼びますが、

 

 とりあえず千歌の果南式バク転以上に目を引くのは他メンバー全員のジャンピング土下座。これもきちっとした「ドルフィン」というダンス技の一つだそうです。どちらにせよ、この動きがタイトル通りの「WAVE(波)」を表しているということに、今まさに書きながらギリギリ気づくことができてよかったですね。千歌の諦めない心、挑戦し続ける姿勢が、みんなの心に「波」を起こした、という解釈になるんでしょうか。

 

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 こういう構図って今までありそうで無かった気がします。千歌が果南式バク転を決めた後のシーンで、よく見ると3年生が涙ぐんでるところが描写されていて芸が細かいですね。

 

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 3話のときのような、不安な顔はもうしていません。千歌自身が気付いていなかっただけで、メンバーからの「信頼」はもうとっくに得ていたんですね。今回の千歌の最大の成長は「自分を信じられたこと」。それが奇跡の第一歩です。

 

千歌「みんな信じてくれて、ありがとう!」

 

 …これは、流石に、ひだまりP、ホロリと来そうになってしまった。

 今まで何度やっても失敗していた千歌は果南の前で、そしてライブ本番で、この果南式バク転を見事に決めてみせます。

 千歌がこの振り付けを成功させたことは「奇跡」です。そしてそれは、前回の梨子の言葉を借りるなら「みんなの想いが繋がってできたこと」。今初めて果南を含む全員が、そして皆の信頼を背負った千歌自身が、「千歌ならできる」と信じたから跳べたんです。突っ込み所満載の6話でしたが、ここは突っ込み所でもなんでもないですね。明白です。彼女は、跳ぶべくして跳んだのです。

 1期では「期待されたことがない」と言っていた千歌。そんなことはないんです。ただ彼女は自分を「普通」だと思っていたから、その期待を「背負う」ことができなかった。今回、千歌がAqoursの人数分その身に背負ったのは期待よりももっと大きな「信頼」です。千歌の漕ぐAqoursという船に身を預けられる「信頼」。そして、それがあったからこそ千歌は皆の「信頼」の中で、自分自身の力を信じることができた。

 

 

まとめです。

 

 言いたいこと、解釈は上で書いた通りで、最後のちかっちの「信じてくれてありがとう」はまさにこれまでのAqoursの総締めとなる名文句でした。

 

 しかしながら、冒頭からさんざんぱら突っ込んできたように話がガッタガタ過ぎて見ている側からボロボロ剥がれていくのは褒められたものではありません。3年生組の果南式バク転への謎の信頼と後世へ遺す究極奥義みたいな扱いはシュール過ぎて1周目の視聴時は絶えず乾いた笑いが出ていました。果南の1期で言った「誰かが傷つく~」の発言がまさかの物理だったことや、それで色々な過去の謎が繋がったように見えて鞠莉さんはどうやってケガしたんだとか次から次へとほつれが出てくるシナリオの雑っぷりは流石と言えば流石ですが、やっちまった感が満載ですね。

 うわさの果南式バク転も確かに派手な技で気を引ける効果はありそうですが、「何人かだけで気を引いても仕方ないんじゃ…」という某白米大好きアイドルさんの心の突っ込みが聞こえてくるようです。

 

 果南についても最低限の仕事はしたと思いますが、皆の身を案じるあまりこんな振り付けはやめよう!つってパフォーマンスの如くノートを海に投げ捨てたことで鞠莉さんにガチ命の危険を背負わせたり、ちかっちに対してもケガしないようにと心配しておきながら基本放置プレイで闇雲に失敗を重ねさせたり言行が噛み合っていない部分も見られます。1期序盤のダイヤさんの如く、憎まれ役を引き受けているというよりはガバガバシナリオの歪みを一手に吸収させられているような、そんな印象を受けました。

 正直に言うとこの回、千歌の「兄貴越え」の展開でありながらその相手である果南へのアンチ回のようにも捉えられ、「前回センターだったから、果南は不人気枠でもいいよね!」みたいな雑さが拭いきれません。

 

 次いで桜内梨子についても今回ひどいもので、善子との絡みはただの痛々しいオタク女子になっていますし、千歌っちの普通怪獣ネタもマジなのか笑いを取りに行ってるのか判断に困ります。今回の梨子ちゃんはマジでキチガイゲージ発散中かと思うような限界ぶりが目に余りましたね。

 

 話はガバガバだけど、ライブシーンが良かったから良いやというのは本家2期6話に近いものを感じます。

 

 

トゥデーイ チカキンズ ポイント。

ドゥルルルルルルルル………

 

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57点(フィフティセブン)~!

 

\パチパチパチ…/

 

〽ラッブライブ~ ラッブライブ~ 主役はキミなのさ~♪

 

 

 

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